【ゆっくり実況の作り方】YouTubeで伸びる動画ってどんなの?

この記事ではYouTubeでの動画投稿、その中でも主に「ゲーム実況」の分野について語っていきます。筆者も現在YouTubeで登録者5000人規模ではありますがゲーム実況チャンネルを運営しているので、これからゲーム実況を始めたいという方のために解説していきます。

 

ゲーム実況動画って?

ゲーム実況動画というのは文字通りゲームをプレイして、それを雑談しながら遊んだりするタイプの動画のことです。有名な某お菓子の名前の実況者さんなどの名前は聞いたことがあると思います。

 

ゲーム実況の種類

ゲーム実況には種類があります。生声で実況するいわゆる「生声実況」のほかに

「ゆっくり実況」や「ボイスロイド実況」があります。これら2つの共通点は

どちらも「機械音声」であること。

機械音声でゲーム実況?と思う方もいるかもしれませんが、生声では出来ない特殊な掛け合いがついついクセになってしまうんですw

ではこのゆっくり実況とボイスロイド実況について少し掘り下げてみましょう。今回の本題です。

 

 

ゆっくり実況って?

ゆっくり実況とは先ほども言ったように機械音声を用いたゲーム実況です。

機械独特の声のトーンは好き嫌いがハッキリ分かれるところではあります...が、これは我々ゆっくり実況者にとってはいいことなんです。

どういうことかというと、ゆっくりというのは機械音声なので、「ゆっくり」を用いた動画ではだいたいどんな声のキャラクターが出てくるかある程度決まっています。つまり初心者の作った動画でも基本

ハズレがない!

ということになります。面白いかどうかは別として、ある程度のテンプレートが決まっているので初心者さんたちはそれに則った動画を作っていくことになります。

ここで大事なのが、「自分のスタイルを突き通さない」こと。

ゆっくり実況というのはある程度のテンプレートが決まっているからこそ初心者でも伸びやすいジャンルです。その中で自分自身をアピールするにはどうしたらいいか?と考えたとき「自分流を貫き通す!」みたいな思考になる人が一定数いるわけです。

これ実はめちゃくちゃ効率が悪いです。ゆっくり実況というジャンルは基本「無個性」

その中で他人の真似事が一流になった人が自分自身のスタイルを考え出して、初めて成功するもんです。いわばパクればいいんです。好きな実況者の動画の面白い部分をマネてマネてマネて、必死こいてパクってようやくたどりつけるのが「自己流」というやつ。最初から目指すもんじゃないと僕は思ってます。それじゃあどうすればうまくパクれるようになるのか。次で説明します。

 

 

とにかくマネて一流投稿者のスタイルを理解しろ!

どんな投稿者にもその人自身の動画の構成テンプレートはあります。

そのテンプレートをどこまで理解して、マネできるか、正直ここは才能の違いです...

時間がかかって数年かかる人もいれば数カ月で完璧にパクれるようになってしまう人もいます。でもこれを出来るだけ早く習得する方法があって、それは身近な実況者に聞くということです。

あぁ、生声が出来ないほどシャイだからゆっくり実況を始めたんだって?僕も同じだったから大丈夫。僕なんか人に聞けないほどコミュニケーション能力が劣っていたから自力でなんとかしようと頑張ったわけです。頑張った結果、周りの実況者さんから編集のスタイルについて尋ねられることが増えましたが、別に聞かれて悪い気はしません。少なくとも僕は、そのゲームコンテンツを広げてくれる実況者が増えることは自分自身の収益アップにも繋がると思ってかなり事細かに返信したりします。僕みたいに薄汚いことを裏で考えてる人ももちろんいるでしょうが、それでも結果的に教えてくれるなら聞かない手はない。1年以上ゲーム実況の経験があって、登録者3000人くらい。2ヶ月くらいで登録者が1000人ほど増えてて、なおかつ再生数が登録者の1.5倍以上ある人に聞くといいでしょう。こんな細かいこと覚えなくてもいいんですが

登録者の数以上に再生回数が多い人

の編集スタイルは確実に参考になります。それだけ魅力的な動画を作れる人の技術を盗まない手はありません。仲良くなっていろいろ聞きだしてみましょう。

逆に登録者の半分くらいしか再生数が行かない人。これっていうのは編集スタイルなりどこかに問題があったりして視聴者から飽きられたパターンが多いです。変わり映えしない人の動画というのは観ててつまらないので、動画編集の面ではあまり参考にならないと言えます。

さて、ここまで編集スタイルだとかについてグダグダ話してきましたが、ずばり再生数を伸ばす近道はなんぞ?

視聴者が「次も観たい!」と思えるような動画作り?これももちろん大切ですが、クオリティよりも何よりも大事なモンがゲーム実況にはあります。これが理解できてない人は登録者800人くらいまではなんとか食らいついてきますがその後勝手に自爆して引退とかしていきます。それで引退しちゃった人を5人以上は見てきました。

みんなクオリティだとかそういうのにパワーを吸い取られて、肝心なところを見逃しているんです。その原因はただ1つ!...というわけではありませんが、よく見かける事例として「大衆向けではないコンテンツ」「投稿時間の問題」「投稿頻度」というのが挙げられます。1つ1つ解説していきましょう。

大衆向けではないコンテンツ

大衆向けではないコンテンツ、それは何かと言うとズバリテンプレートから大幅に外れた動画。例えば動画時間が極端に短かったり、ただ音声素材を大量にブチ込んでうるさくしただけだったり。こんなのは見てて面白いとはほぼ誰も思いません。

寄ってくるのは一部のコアな人たちばかり。自分の投稿するゲーム動画の客層をちょっと見てみれば、不思議とその人たちの観たい動画というのが思い浮かんできます。

投稿時間の問題

例えばあなたがふとしたときに観た動画が面白くて、その人のチャンネル登録をしたとします。その人は深夜1時に動画をいつも上げます。さあ平日の深夜1時!動画が投稿されました!さっそく観にいきますか?

数学の問題じゃありません。単純に人間の生活リズムの問題です。普通の人なら投稿された時刻ではなくその次の日あたりにでも観るでしょう。ですがその間に他の好きな投稿者さんの動画の通知が溜まってしまったら?深夜に投稿された動画は忘れ去られてしまう可能性があります。極端な例ですがこれだけで再生数が変わってきたり。

これと同じくらい大事なこととして投稿時間を統一することが挙げられます。

「金曜日の18:00、決まった時間に毎週1本動画を投稿してくれる人」or「週のどこか、時間もわからず不定期に動画を出す人」どっちが見やすい?ってことです。

投稿頻度の問題

投稿頻度、これは大事です。高すぎても低すぎてもダメ。

ゆっくり実況なら週に2~3本がいいでしょう。平均再生数が減ってしまう可能性があるので、ある程度貴重な感じは醸し出しておいた方がウケはいいです。

それに毎日投稿などは精神的にも疲れたりするので「火曜日と金曜日の18:00に動画を出す」と決めて編集を進めていくといいかもしれません。

 

まとめ

まとめると、「大手実況者の編集スタイルやチャンネル運営がうまく行ってる人の動画を観てパクって、投稿時間を火曜日と金曜日の18:00(もしくは土曜日の11:00)にし、視聴者の期待を裏切らないある程度のテンプレートに則った動画構成」すれば伸びるってことです。ですがこのやり方は一定数の登録者まではうまくいきますがある数字を超えると一気に伸びづらくなったりする印象があります。その「一定数」とやらに行ったとき、自分の培ってきた技術で新しい編集スタイルを生み出すなり、壁を乗り越えることが出来た人が成功者になるわけですね。

最後に

ゆっくり実況に限らず、動画投稿で成功するというのは本当に難しいことだと思います。僕のような凡人がここまで来るのに1年以上かかりました。そんなに頑張っても月に2万円程度しか稼げません。月に2本しか動画を出さないのが問題なんですが。

ゆっくり実況が大変だと思う人、100回くらい動画を作ってみてください。慣れれば3時間で5分くらいの実況動画は作れるようになります。掛け合いのセリフを考えるのも楽しいです。楽しんで動画を作れる人っていうのは長続きします。必然的に成功する可能性も高いというわけです!